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Jaewon Ko
入力 : 
2024-10-14 11:18:49
前回の4回の試験飛行で半分の成功 ロボットアームで発射体の胴体をつかんで回収「話題」
宇宙発射台「メカジラ」が宇宙発射体スターシップの胴体を握っている。 【写真=スペースX】
宇宙発射台「メカジラ」が宇宙発射体スターシップの胴体を握っている。 【写真=スペースX】

イーロン·マスクが率いる米国の民間宇宙企業スペースXが製作した人類最強の宇宙発射体「スターシップ」が5回目の試験飛行に成功した。

以前の発射で地球に帰還する途中に爆発するなど半分の成功を収めたのとは違い、今回はロボットアームで発射体を回収するなど主要目標を全て達成した。 月と火星探査に使われるスターシップ開発街道に大きな道しるべを立てたという評価が出ている。

14日、スペースXによると、13日(現地時間)午前7時25分、米テキサス州南部ボカチカビーチの宇宙発射施設「スターベース」でスターシップが発射された。

スターシップは打ち上げから約3分後に全体2段発射体の1段部分であるスーパーヘビーロケットが上段宇宙船スターシップから順調に分離した。 打ち上げから約7分後に1段ロケット推進体のスーパーヘビーが宇宙から地球に戻って垂直着陸するのに初めて成功した。

今回の試験飛行の白眉だった。 ティラノサウルスの前足に似たロボットアームがスーパーヘビーの胴体をつかんだのだ。 このロボットアームはスペースXが開発中の超大型宇宙発射台「メカジラ」だ。 「メカジル」という映画「ゴジラ」の名前を取ったものだ。

この発射台は、宇宙への接近性を高める中核設備だ。 地球に帰還するロケットを再びつかんでブースターと組み立てた後、そのまま打ち上げる。 マスクは、メカジラを通じて1ヵ月以上かかるロケット整備とリサイクルを1時間以内に減らすことができると公言する。

長さ50メートル、直径9メートルの中型発射体で150トンの搭載体を載せることができるスターシップの場合、1日3回まで発射が可能だという見通しだ。

今回の試験飛行でスーパーヘビーが計画通り着地に成功すると、スペースXエンジニアたちは一斉に手を叩きながら歓声を上げた。 これに先立ってスペースXは、自社のエンジニアたちが推進体捕捉の試みのために数年間準備し、数ヵ月間試験を経たと説明したことがある。

「人類がさまざまな惑星で暮らせるようにする大きな一歩」 科学者たち、過去最強の宇宙発射体に期待感
13日(現地時間)午前7時25分、米テキサス州南部ボカチカビーチの宇宙発射施設「スターベース」から宇宙発射体「スターシップ」が発射されている。 【写真=スペースX】
13日(現地時間)午前7時25分、米テキサス州南部ボカチカビーチの宇宙発射施設「スターベース」から宇宙発射体「スターシップ」が発射されている。 【写真=スペースX】

スーパーヘビーが地球に帰還する間、スターシップ2段目の宇宙船も計画された飛行に成功した。 時速2万6225キロ前後で高度210キロに達し、予定された地球軌道航路を飛行した後、発射から約40分間が経過した時点から高度を下げた。 大気圏に再進入して海に着水(スプラッシュダウン)、爆発なしに飛行を終えた。

宇宙飛行士が搭乗したり、貨物が積載されていない無人飛行で、早いうちに有人飛行や貨物搭載が可能になるものと期待される。

これに先立って、昨年4月と11月、今年3月と6月の4回にわたってスターシップの地球軌道試験飛行を試みたが、いずれも完全に成功することはできなかった。 同日の5回目の試験飛行は主要目標を達成し、現在まで最も成功したスターシップ飛行記録として残ることになった。

マスクは飛行が終わった後、エックス(X·旧ツイッター)に「スターシップが目標地点に正確に着陸した」として「2つの目標のうち2番目の目標が達成された。(人類が)色々な惑星で暮らせるようにするための大きな一歩が今日なされた(Big step towards making life multiplanetary was made today)」と自評した。

スターシップはスペースXが開発中の次世代宇宙発射体だ。 「スーパーヘビー」と名付けられた直径9mに長さ71mの1段、2段であり宇宙船である「スターシップ」で構成される。 1段と2段を合わせた全長は121メートルだ。 1960年代に月面着陸に使用したサターン5ロケット111メートルより10メートル長く、米ニューヨーク市の自由の女神像(93.5メートル)より大きい。

大きさが大きいだけに、歴代の発射体の中で推力も最も強い。 推力は発射体を押し上げる力を意味する。 1段目にスペースX次世代エンジン「ラプターエンジン」33個が装着されたスターシップは1700万ポンド(約7700t)の力を出す。 ボーイング747航空機63機が出す推力と同じだ。

科学者たちは歴代最強の宇宙発射体に大きな期待をかけている。 大きな発射体に多くの科学研究装備を載せることができ、宇宙探査を加速化するものと予想されるからだ。

また、スターシップは宇宙飛行士を火星に送ることができる唯一のロケットだ。 80~120人の人を乗せることができる。 2026年に予定されている米航空宇宙局(NASA)の有人月探査ミッション「アルテミス」に使われる。 スターシップの開発成功可否がアルテミスミッションの行方を決めるものとみられる。

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